Piano Man

2007年9月19日 格闘技
ビリージョエルを聞きつつへロスを観戦

あれを見るにはそれくらいのテンションでちょうど良いんです。

どうでもイイ試合が多い中JZカルバンを初めて鑑賞。
よくありがちなトータルファイターな感じ(スタンドパワーよりだが)
まだスタンドのディフェンスに穴がありそうだが結構強かった

シャオリンを初めて見たが、秒殺されるとは・・・
ファーストインプレッション最悪!!

後はまぁほぼ谷川劇場炸裂でどうでも良かった。
PRIDE34・・・だったかな。
最後の大会を見ました。

で、ソクジュの強さを再認識。
何つーかファイトスタイルに勇次郎の暴勇さを垣間見ることが出来る。
なによ、あのタックルを無理矢理引っぺがして力任せの腕がらみとか、引いた相手への凄まじいアッパーとか。
俺っち的にはアローナのグランドでの一方的な展開を予想していただけに、スタンドでのソクジュの一方的な暴勇が展開された試合内容は正直意外だった。

と言うか、ショーグンとやっても勝てそうな・・・・。
榊原は最後に良い仕事しました。
今回初めてLIVE観戦してきました。
会場はそれなりに盛り上がってましたが空席もちらほら・・・。
やはりあんまり人気無いんかね「武士道」は。

それでは自分なりの感想でも勝手に書きますがご意見無用。
でもその前に一言

オイ、ダンヘン。シオ三崎なんぞに後れをとってんぢゃねぇ!?

第1試合
○日沖 発vs×ジェフ・カラン(3-0判定)
日沖にはもっと積極的にスタンドでガンガン行って欲しかった。
正直、実力差のある試合だったのでこれくらいはK.O.決着が
見たかった。
そこら辺がマイナス。

第2試合
○青木 真也 vs ×ジェイソン・ブラック(三角締めによる一本)
前回イイ勝ち方をしたジェイソンはスタンド・寝技共にかなりの
実力の持ち主だと思っていたが、意外とあっさり負けてしまった。
意外と思うほど青木が強かったのか、ジェイソンが弱かったの
か、はたまた油断があったのか今一よくワカラン。
なんつーか、あっさり決まりすぎて拍子抜けしてしまった。
いや、イイ意味で期待を裏切られました。

第3試合
×帯谷 信弘 vs ○ギルバート・メレンデス(3-0の判定)
両選手とも似よくしらんのですが、試合内容的にはメレンデスが
一方的に殴りきった感じ。途中何度か危ないシーンもあり、ハッ
キリ言ってレフェリーには途中で試合を止めて欲しかった。
帯谷はこの試合で選手生命が縮んだ気がするね。

第4試合
○川尻 達也 vs ×クリス・ブレナン(膝蹴り→パウンドによるK.O.)
特に言うこともなくあっという間に川尻のK.O.勝ち。という
か、クリス・ブレナンて誰?強いんですか?

第5試合
○石田 光洋 vs ×クリスチャーノ・マルセロ(3-0の判定)
相変わらず石田はタックルがうまいがその後の展開が無いっつー
かパウンド一辺倒なのはどうかと思う。そりゃ、ポジション捕っ
てりゃ勝つけどさ。パウンド打つにしてももっとガツガツK.O.
して欲しいね。

第6試合
○桜井“マッハ”速人 vs ×ルシアノ・アゼベド(膝蹴りによる顔面カットでドクターストップ)
あっという間に膝蹴りで顔面カットしてドクターストップになっ
たが、ハッキリ言ってこれ以上見たくない試合だっただけにちょ
うど良かった。まぁ、グダグダした試合だったって事さ。

第7試合
○美濃輪 育久 vs ×バタービーン(腕ひしぎ逆十時固めによる一本)
嗚呼、この日一番どうでもイイ試合。いや、もう好きにやってて
下さいよ、出来ればボクの見ていないところで。

ここらで一回休憩だったわけだがライト級の試合あたりで大会自
体がダレてきてた。理由は簡単、試合結果が誰もが予想できた(望
んでいた)結果になっていたから。ハラハラ感とかそう言ったモノ
とは無縁の鉄板試合をそつなくこなすだけの試合だけだったか
ら。大会主催者はその辺をもう少し理解して緊張感のあるカード
を組んで欲しかった。

第8試合
○デニス・カーン vs ×アマール・スロエフ(裸締めによる一本)
やっとこの辺から緊張感のあるカードが登場。前回、優勝候補の
一人のブス先生を破ったスロエフと、今大会実力屈指といわれる
カーン。多分スタンドで打ち合ってダウンした奴がそのまま寝技
で負けるだろうと思ってたが、どっちが勝つかは予想不能だっ
た。(佐伯と名乗るデブが8-2でカーンと根拠の無いことを言って
いたのがむかついたが)
で結果はまんまスタンドの打ち合いに勝ったカーンが片手でスロ
エフを締め落としました。恐るべし、カーンの腕力。

第9試合
×長南 亮 vs ○パウロ・フィリオ(腕ひしぎ逆十時固めによる一本)
この日最も不幸な日本人の試合だった。誰もが予想し、その通り
の結果になった。感想としては「あ〜ぁ」です。長南よ、あんま
し気を落とすなよぉ。

第10試合
○郷野 聡寛 vs ×ゲガール・ムサシ(腕ひしぎ逆十時固めによる一本)
試合前からいろいろやらかす郷野・・・流石だ。もうすでに会場
はお前の味方だよ。つーか選手の名乗りの時に半ケツになるなよw

前回、完璧に決まっていた腕十字を抜けて逆転勝ちした為、やた
らグランド技術を評価されたストライカーのムサシだが、何度あ
の映像を見ても瀧本がミスってる様にしか見えなかった。内容的
には今大会のベストバウトと言っても良い内容だった。スタンド
で押すムサシ、グランドで盛り返す郷野、と言った図式のハッキ
リした内容。で、結果はなんと郷野が瀧本が失敗した「腕ひしぎ
逆十字」で勝利。見ていた人間は皆きっと「な〜んだ、やっぱり
瀧本が寝技下手だっただけじゃん」と思ったことでしょう。
きっとその通りです。

第11試合
×ダン・ヘンダーソン vs ○三崎和雄(3-0の判定)
相変わらず、自分の今大会最重要試合。序盤はダッキングや鋭い
パンチでスタンドを優勢に進めるダンだったが、やはり1ラウンド
後半からペースが落ちて押し込まれる。で、2ラウンド目からは攻
めで先手を打つことが出来ずに後手後手な展開に・・・。そり
ゃ、ひいき目に見たって判定で負けてるよ。ちなみにスカパー!
見てる奴、「GO!DAN」とか叫んでる客のだみ声、それきっ
とボクの声です。耳障りでスンマセン。

ダンは好きな選手なんででハッキリ言うが、体調不良とかでなく
ベストでそんな試合を今後も続けるくらいなら、王座返上して引
退した方が良いです。自分も無様なダンの姿なんて見たくないで
すから。

三崎にも一言、相手の足を踏みつけるような事をするような選手
の試合なんざ、例えそれが反則でなくても見たくありません。ハ
ッキリ言ってセコ過ぎ。それでよく「日本人は強いんです」とか
恥ずかし気も無く言えますねぇ。聞いてるこっちが恥ずかしいん
でやめて下さい。

なんか切ないほどに熱く語ってしまった。とりあえず今後2ヶ月武士道の話題はブルーです。

第12試合
○五味 隆典 vs ×デビッド・バロン
主催者に一個聞いておきたいのは、今大会はウェルター級2回戦と
いう銘が打ってありながら何でライト級の試合がメーンなのかと
いう事。試合は五味が相変わらずスタンドで無敵っ振りを発揮し
て無難に勝利。いや、ファンが見たいのは本当に強い相手とやっ
て苦戦しながらもK.O.なり一本なりで勝利する姿なんですっ
てば。実力差がある選手とやって普通に勝っても面白くないんだ
って。自分が今一番見たいのは「vs ハンセン」コレっきゃ無い
っしょ。早くやってくれよなぁ。

大会総括としては、初参加者が多くチト物足りない内容でした。
ダンが負けたことを無かった事にしたとしてもだ!!
いや、でも勝ってたら多分満足してたと思う・・・

後は、コピペするほど「腕ひしぎ逆十時固め」での決着が多かっ
たって事くらいですかね?ウェルター級GPはもう郷野を応援する
しか選択肢が無い。郷野は大好きだから良いけど
巷では色々といわれてますが、自分の絶頂勝手な考察。

結局、そこまで疑惑の判定か?ってことを自分なりに考えてみたのだ。

で、結論を言うと自分はそうは思わなかった。確かに1R,11R,12Rは相
手に確実にポイントを取られ4ポイント差が付いた事だろう。しかし逆
に8R,9R,10Rは亀田が取った(様に見えた)ので+3ポイント。差し引
き-1ポイント程度の差だった様に見える。残り6Rも内容的にはそう悪く
なかったので審判が亀田にポイントを振っても特に非難されるべき所で
はない様に感じた。

確かに一番印象に残る最初と最後が最悪だっただけに、ああいった形で
非難されているのだろうが、ボクシングは「ラウンドごとの印象」でポ
イントを付ける為、試合全体の印象とは違った判定になる事だってあ
る。自分が思うにあの判定は十分「有り」。

あとは、今までの試合が鮮やかだっただけに、今回の泥臭い試合を観て
ギャップに驚いた人たちがああいう声を上げてるのかも。
ボクシングの世界戦は厳しいのです。
そう簡単にKOは出来ないモノなのですよ。

いや、別に亀田養護って訳じゃないですよ。
投票で決めるらしい。
なんと投げやりな大会なんだ。

ま、自分がプロモーターならと調子に乗ってマッチメイクしてきました。

第1試合
藤田vsハント
第2試合
吉田vsミルコ
第3試合
ジョシュvsノゲイラ
第4試合
ヒョードルvsヴェウドゥム

名付けて日本人は二回戦で全滅でShow
というか、この豪華なメンツで日本人対決でベスト4に一人あげるのは
イチプライドファンとして許せん。
あと、ヴェウドゥムいっとけ♪

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やっとこ、自宅のネット機能が回復しました。
親父という名のテロリストにルータを吹っ飛ばされて、4日間隔絶され
た空間で生活していたんですが、ヤバイッス
もうネット無しでは生活できなくなってる自分がいました。
それもこれもきっとマイクロソフトの陰謀ですね。
でもその前にVintageの話をば。

東海道Vintageですが、自分が参加していたら皆さん仲良く順位を一つ
ずつ下げていたことでしょう。
以上、寝言終わり。

それでは各対戦の感想
1戦目
ローマン・ゼンツォフ vs ギルバート・アイブル
ゼンツォフの左フックのカウンターは見事だったけどアイブルには期待
していた分、期待はずれな内容でした。

2戦目
アリスター・オーフレーム vs ファブリシオ・ヴェウドゥム
期待(勝手に)のアリスターが腕をへし折られてタップアウトだとー!!
ヴェウドゥムに殺意を覚えた1戦でした。

3戦目
?阪 剛 vs マーク・ハント
今大会最大のミスマッチだと思う。
ハントがハリトーノフ級の冷血漢だったら高坂は殺されてたね。
途中明らかにハントは「これホントに殴っちゃって良いの?」みたいな
微妙な表情だった。
危険な試合だったので、レフェリーは歓声に惑わされずもっと早くに止
めるべきだったと思う。

4戦目
ジョシュ・バーネット vs エメリヤーエンコ・アレキサンダー
今大会、最高の試合。
凄まじいまでの打撃戦の第1Rは見応え十分だった。しかしジョシュはス
タミナあるなぁ、アレクがバテバテなのに一人元気に1Rの運動量を維持
していた。黒男は世界最強のヲタクを指示しているためこの結果に非常
に満足しています。

5戦目
藤田 和之 vs ジェームス・トンプソン
みんな勝手に盛り上がっていたけど、只のレベルの低い試合にしか見え
なかった。じゃなきゃ、あの展開は八○長だよ。
言うことがあるとすれば、楽勝で勝たなければならなかった藤田君がこ
んだけ苦戦するって事は、恐らく彼に次の勝利はないでしょう。

6戦目
ミルコ・クロコップ vs 美濃輪 育久
超ハンデ戦は順当に国会議員が勝利しましたとさ。
他にどうコメントしろって言うんだ。

7戦目
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ズール
きっとヒョードルだけシード扱いはまずいと思った主催者が気を利かせ
て、ミルコとノゲには「概ねシード」権を与えたんだね♪と思わせる様
なマッチメイク。
以上です。

8戦目
吉田 秀彦 vs 西島 洋介
特に見る所も無く終わってしまいました。
実力差のあった試合なんで西島にはもう少しストライカーを当てる様に
した方がよいと思ったね。

総括
2つの試合を除けば特に語ることも多くない大会でした。
只、ジョシュとアレクには大きな賞賛を送りたいと思います。
あと、アリスターにはもう少し頑張ってほしかった。
塩なヴェウドゥムなんかに負けてんじゃねー!!
書いてみる。

第1試合 池本 誠知 vs イーブス・エドワーズ
はい、日本人が顔面パンチに全く対応できていなかったです。
少しレベルが違ったかな。
どうでもイイです。
FoodChainゴブリン vs 白ウニな感じ。

第2試合 石田 光洋 vs ポール・ロドリゲス
綺麗なタックルから寝技のボディコントロール、チョークまでの流れが美しかったです。
つまりTPSが1キルした感じ。

第3試合 アライケンジ vs ジェンス・パルヴァー
スタンドオンリーな漢な試合だったけど、ぶっちゃけどっちもディフェンスのレベルが低かったような気がする。
パルヴァーってスタンドの選手なのにガードが甘いところがいつも目に付く。
つまり赤単 vs 赤単な感じ

第4試合 デニス・カーン vs マーク・ウィアー
イギリス人が哀れだった。
グラウンド技術にレベル差がありすぎた。
つまり、Stax vs 緑単で10ターン経過した感じ。

第5試合 ルイス・アゼレード vs ヨアキム・ハンセン
今大会最初の注目カード。
ちなみに自分はハンセン信者だ。
両者拮抗したスタンド&グラウンドの応酬は見応え十分だったし
フィニッシュの顔面へのミドルキックのカウンターも見事だった。
Slavery vs けち けちがYawgmoth’s Will決めてフィニッシュといったところか。

第6試合 ムリーロ・ニンジャ vs パウロ・フィリオ
はっきり言ってこんな試合、両者負けで十分だ。
決めきれない柔術家がグラウンドでコントロールだけ取っているという
この世で最もどうでもイイ内容の試合だった。
「ドラゴン抜かれたドラゴンがスクイーで殴りだし、結果時間切れ」みたいな内容

第7試合 郷野 聡寛 vs キム・デウォン
ビッグマウス君は結構キャラが好きでなにげに応援してしまう。
結果もグラウンドを支配した郷野が一本取ったのはいいけど序盤は冷や冷やしたぞ、コノヤロ。
Slaveryが回って相手が投了した感じ。

第8試合 近藤 有己 vs フィル・バローニ
フィル大好き♪
涙もろすぎだよ、アニキ。
試合内容はPiledriverが相手を早々に張り倒しました。

第9試合 美濃輪 育久 vs ジャイアント・シルバ
今大会最も下らないマッチメイク。
主催者が一体この試合に何を求めたのかがよくわかりません。
どっかの小さなVintage大会に乗り込んだら「Scepter Chant最強!!」とか言う台詞を聞いたときの気分。

第10試合 ダン・ヘンダーソン vs 三崎 和雄
今大会、自分にとって最も大切な試合
自分、ダンヘンヲタです。
この試合、一番気になったのは解説のアホがやたら日本人を持ち上げたこと。
どう見てもダンヘンが取ったラウンドなのに終始「このラウンドは三崎がコントロールしました」みたいな事いってて、
終いには高田にまでうんざりした感じで「それは違うんじゃないの?」みたいな事言われてるし。
このアホ解説に誰か正しい総合格闘技の見方を教えてやれ。
とにかくこんなアホ臭い解説が判定の点数にまで及んだらどうしようと気が気でなかったです。
頼むから今後K-1みたいに変なひいき判定になるのだけは勘弁してほしいです。
内容的にはStaxが横綱相撲で勝利といった感じでしょうかね。
終始主導権を握っていたダンヘンが勝利。
我ながら熱く語ってしまった・・・

第11試合 五味 隆典 vs マーカス・アウレリオ
五味は今回、顔面ガードが甘かったかな?
左のショートストレートを何度かクリーンヒットされてるし、あれで意識がスタンドに行って
まともにタックル貰う隙が出来たよね。
その後のグランドの展開は圧倒的だったけどさ。
Goblinがドラゴンに勝ったようなものか?
1週間ほど前にプライドウェルター級、ライト級GPの1,2回戦が行われたんでその感想でも。

ウェルター級はまあはっきり言ってド本命同士が勝ち上がって決勝。
ブスタマンチ先生は絶好調でとても39歳とは思えませんよ。
というか、さすがに美濃輪では・・・・

ダンヘンは自分が大好きな選手なので順当にあがってくれて本当に良かった。

郷野のビッグマウスは好きだがさすがにツメの強さがひと味違うかね?
ラッシュからのパウンドによるKOは見ていてすっきりしました♪

日本人全滅ってのはある意味この二人ならしゃー無いです。
レベルが違う。
決勝はダンヘンのスタンドパンチからのパウンドでブス先生を失神KO希望。

ライト級は大本命の五味とマッハ速人な訳ですが、五味の相手にはヨアキム・ハンセンが来てほしかった。
日本人同士の決勝って盛り上がりに欠ける。
ぶっちゃけどっちが勝ってもいいんですが、おそらく五味が勝つでしょう。
五味はスタンド強すぎだよ。

というわけで

2005年8月30日 格闘技
調子に乗って更新。
ま、一週間も続かんけどね。

今日はPRIDEミドル級グランプリのTV放送日。
まぁ、先日PPVで堪能した訳なんだが今回大会は完全に視聴料の元は取れた感じ。
初戦以外は全部内容濃くておもしろかった。
中村君はもう少しパウンドをがんばりましょう。
君の才能は認めるけどね。

後、今大会でヘビー級はどうやら長期政権確定な感じ、ヒョードル穴がなさ過ぎ。
負けがイメージできない。

一番残念なのは応援していたアリスターがショーグンにぶちのめされたこと。
途中まで勝ってたのになぁ。

今日はいじょ。

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